この先も雨の日が多い 火曜日頃は低気圧が急発達 雨風強まり荒れた天気の恐れ
3月としては記録的な大雨
今夜も九州は雨や雷雨で、さらに雨量が増えるでしょう。中国地方や四国から東海も断続的に雨が降りそうです。関東も南部を中心に雨が降るでしょう。
火曜日は荒天の恐れ
26日(火)は低気圧が急速に発達しながら西日本から東日本付近を進む予想です。九州から東北は広く雨が降り、雨量が多くなる所があるでしょう。西日本や東日本は土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。全国的に風も強まり、横殴りの雨になる所も。荒れた天気となる恐れがあります。交通機関に影響が出る恐れもありますので、注意してください。
なお、長野県や関東北部、新潟県、東北南部の標高の高い地域では雪が降り、まとまった降雪量となる可能性もあるため、注意が必要です。
金曜日頃もザッと雨が強まる
30日(土)は太平洋側を中心に晴れますが、31日(日)は日本海側を中心に所々で雨が降りそうです。
最高気温は28日(木)までは平年並みか低いものの、29日(金)以降は平年より高くなるでしょう。桜の花芽の成長も進みそうです。桜シーズンが近づいてきましたが、雨の降る日が多いため、お花見の計画は開花情報とともに天気予報もこまめにチェックしてください。
冠水道路は危険 車での走行は避けて

浸水による車への影響は、車の形や設計により異なりますが、一般的にタイヤの高さの半分を超える深さの水の中を走行すると、エンジンや電気系統に異常が生じ、走行不能となるおそれがあります。タイヤが完全に水没すると、車体が浮いて移動が困難になります。さらに、水深がドアの下にかかると、車外の水圧により内側からドアを開けることが困難となり、ドアの高さの半分を超えると、内側からほぼ開けられなくなります。水深がもっと深くなったり、流れが速くなったりすると、車ごと流される場合もあります。
車を運転中に大雨に遭遇した場合は、できるだけ低い場所を避けて運転してください。特にアンダーパス(立体交差で、鉄道や道路の下を通る掘り下げ式の地下道)は危険ですので、近づかないようにしましょう。万が一、冠水した道路で車が動かなくなった場合には早めに脱出することが重要です。