29日(日)の明け方は「部分月食」 東海~沖縄は大体晴れ 関東もチャンスあり
29日(日)は「部分月食」
月食は、月が地球の影に入ることによって起こります。今回起こるのは、地球の影(本影)によって月の一部が隠される「部分月食」です。今回の月食では、月の直径の12.8パーセントまでしか地球の影に入り込まず、あまり大きくは欠けません。
国立天文台によりますと、部分食が始まる(月が欠け始める)のは4時34分頃です。月は徐々に地球の影に入り込み、5時14分頃に月が最も欠けます(食の最大)。その後、月は徐々に地球の影から抜け出し、5時53分頃に部分食が終わります。主な都市における時刻(部分食の始まり・食の最大・部分食の終わり)や月の高度は上の表のとおりです。
部分食が終わって間もなく、月の入りとなります。部分食の終わり頃には月の高度が低くなりますので、西の空が開けた場所で観察するとよいでしょう。
各地の天気は?
明け方は、一日の中で一番気温が下がりやすい時間帯です。冷え込みますので、しっかりと寒さ対策をして天体ショーを楽しんでください。