2週間天気 台風11号は沖縄に接近の恐れ 新たな台風も発生へ 9月に入っても猛暑
厳しい残暑が続く
この先も厳しい残暑が続きます。最高気温・最低気温ともに平年より高い所が多くなりそうです。特に、1週目(31日~9月6日)は東北の日本海側や北陸ではフェーン現象の影響もあり、日中の気温が35℃くらいまで上がる日が多いでしょう。大阪でも3日(日)頃は37℃と体温超えの暑さになりそうです。
2週目(9月7日~12日)は猛暑日(最高気温35℃以上)になる所は少なくなりますが、それでも平年を上回る残暑が続く見込みです。しばらく厳しい暑さが続きますので、9月に入っても熱中症に警戒が必要です。
台風11号と新たな台風に注意
台風11号の東側のトラック諸島近海にある熱帯低気圧が、今後、台風になる予想です。台風になれば台風12号となります。台風になる熱帯低気圧は発達しながら北上し、9月3日(日)は小笠原近海を進むでしょう。小笠原諸島は大荒れの天気となる恐れがあります。その後の進路の予想には幅がありますが、4日(月)以降、太平洋高気圧の張り出しが弱まるため、台風が近づきやすくなり、西日本や沖縄地方に影響を与える恐れがあります。
台風の進路次第では大きく来週の予報が変わる可能性があります。最新の台風情報、気象情報にご注意ください。
台風が近づく前の対策 暴風に備えて
1つめは、雨どいや側溝などを掃除して、水はけを良くしておきましょう。落ち葉などで側溝が詰まって水が流れないと、道路が冠水する原因となります。
2つめは、屋外に置かれている、飛ばされやすいもの(物干し竿、鉢植え、ゴミ箱など)は、しっかり固定するか、室内にしまうなどの対策をしましょう。商店などでは、看板が飛ばされたり、自動販売機が倒れたりしないか、確認してください。
3つめは、暴風で飛ばされてきたもので、窓ガラスが割れないよう、窓は鍵をかけ、雨戸があれば閉めましょう。窓ガラスにガムテープを貼ると、風圧に耐えられるようになります。もしガラスが割れても、破片が飛び散るのを防ぐために、カーテンも閉めておいてください。