W台風 9号は猛烈な勢力で沖縄接近か 10号は日本の東 新たな熱帯低気圧も発生へ
台風9号 猛烈な勢力に 沖縄地方に接近の恐れ
台風9号は猛烈な勢力で30日(水)頃から沖縄地方に接近する恐れがあります。石垣島や宮古島など先島諸島の沿岸の海域では29日(火)頃からうねりを伴いしけ、30日(水)頃からは大しけとなるでしょう。海岸付近には近づかないようにしてください。沖縄本島地方や奄美でもうねりを伴って波が高くなる恐れがあります。また、先島諸島では30日(水)頃は風も強まり、台風が予報円の北側の進路をとると、暴風となる恐れもあります。
台風10号 日本の東を足早に北上
台風10号はあまり発達せず、活発な雨雲も台風の東側にあることから、東日本や北日本に大きな影響を与えることはない見込みです。ただ、太平洋側ではうねりが入り、波が高くなりますので、海のレジャーなどはご注意ください。
新たな熱帯低気圧発生か
この熱帯低気圧の発達具合はまだはっきりしませんが、台風になる可能性があります。進路予想にもまだ幅があるような状況ですが、日本や海外の予測モデルでは、来週末以降、日本列島に近づき、大きな影響を与えると予想するものがあります。
今後も最新の台風情報にご注意ください。
高波に注意 台風が離れていても 海には近づかないで
そこで、台風が近づいている時に、絶対にやってはいけないことは、海に近づくことです。海の様子を見に行ったり、サーフィンや釣りを楽しんだりすることは、高波にさらわれる恐れがありますので、とても危険です。
また、台風から離れていても、油断はできません。天気は穏やかなのに、台風から発生した「うねり」が届いて、急に高波が打ち寄せることもあります。波浪警報や波浪注意報が発表されている時には、むやみに海に近づかないでください。