台風7号まとめ 記録的な大雨 続く台風シーズン 南の海上でまとまりつつある雲も
台風7号 今年初の上陸 記録的な大雨
東海や近畿、中国地方、四国を中心に台風本体や台風周辺の活発な雨雲がかかり、記録的な大雨となりました。24時間雨量の最大値は、三重県大台町で605.0ミリと平年の8月ひと月の雨量を超えました。岡山県鏡野町上齋原で534.5ミリ、鳥取県鳥取市佐治で515.0ミリと観測史上1位の値を更新しました。鳥取県には一時「大雨特別警報」が発表。大雨による土砂災害や浸水害などの被害が相次ぎました。
また、風も強まり、神戸市で35.7m/s、奈良市で28.7m/sの最大瞬間風速を観測しました。奈良市ではゴルフ練習場のネットが支柱ごと倒れるという被害もありました。
16日も台風7号の影響続く
台風は17日にかけて日本海を北上し、17日夜までに日本海北部で温帯低気圧に変わる見込みです。北海道の日本海側では17日は海上を中心に風が非常に強くなり、海はしける見込みです。強風や高波に十分注意してください。
南の海上にまとまりつつある雲
上の図のように、アメリカ海洋大気庁(NOAA)の予想でも日本の南の海上は赤い斜線や赤色で示され、9月5日頃にかけて、台風や熱帯低気圧が発生する確率が高めと予測しています。
今後の情報にご注意ください。
9月も台風シーズン
引き続き、台風への備えを心がけてください。