非常に強い台風7号 15~16日頃に本州を縦断か 考えられる影響 荒天いつから
台風7号の進路
台風は、11日(金・山の日)夕方にかけて小笠原諸島に最も接近する見込みです。台風は、その後は日本の南を北西へ進み、15日(火)頃には強い勢力で、暴風域を伴って東日本や西日本に接近、上陸の恐れがあります。
小笠原諸島や伊豆諸島は大荒れ
伊豆諸島でも12日(土)はうねりを伴って大しけとなり、13日(日)は非常に強い風が吹いて、うねりを伴って猛烈なしけとなるでしょう。台風周辺の活発な雨雲がかかり、大雨となる恐れもあります。
本州も大荒れの恐れ
14日(月)頃からは関東や東海、近畿、四国を中心に次第に風が強まり、台風周辺の湿った空気や台風の北側の雨雲がかかり、荒れた天気となるでしょう。15日(火)から16日(水)頃は暴風が吹き、大荒れの天気となる予想です。台風本体の活発な雨雲がかかり、警報級の大雨となる恐れがあります。海上は大しけとなるでしょう。暴風、うねりを伴った高波、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水、高潮に注意・警戒が必要です。
台風の進路次第で、荒天となる地域や期間が変わる可能性があります。最新の台風情報をご確認ください。
お盆休み期間を直撃 考えられる影響は?
①交通機関が乱れる可能性があります。JR東海やJR東日本、JR西日本によりますと、台風の進路や勢力次第では、新幹線や在来線で計画運休や運転見合わせ、行先変更などが発生する可能性があるとしています。鉄道だけでなく、道路の速度規制や通行止め、空の便の遅延、欠航など交通機関に大きな影響がでる可能性があります。最新の交通情報にご注意ください。
②暴風や大雨によって停電が発生する恐れもあります。懐中電灯やモバイルバッテリーの準備をすると良いでしょう。エアコンや扇風機が使えなくなり、室内の気温や湿度が急上昇して、熱中症のリスクが高まる可能性もあります。事前に、冷やしたペットボトル入りの水や麦茶、スポーツ飲料、冷却グッズ(ネッククーラーや保冷剤など)を用意しておくとよいでしょう。クーラーボックスやうちわ、携帯型扇風機もあると役立ちます。
③イベントの中止や延期なども考えられます。お出かけ予定のある方は開催の有無などを確認なさってください。