強い台風7号 お盆休みを直撃 週明け本州に上陸の恐れ 鉄道は計画運休の可能性
台風7号の進路
台風7号は今後、北上し、暴風域を伴って強い勢力で14日(月)頃から本州に接近し、15日(火)には関東や東海、近畿付近に上陸する恐れがあります。
その後、海外や日本の予測モデルでは本州を縦断する予想のものが多くなっています。お盆休み期間の列島を直撃するでしょう。
お盆休み期間は大荒れの恐れ
本州の太平洋側の海上でも、うねりを伴って波が高くなり、12日(土)からは次第にしけるでしょう。海水浴シーズンですが、海のレジャーは注意が必要です。
台風の接近・上陸に伴って、14日(月)から16日(水)頃にかけては関東や東海、近畿、北陸を中心に暴風が吹き、大荒れの天気となる恐れがあります。台風本体の活発な雨雲がかかり、警報級の大雨となる恐れもあります。海上は大しけとなりますので、海岸付近には近づかないでください。高潮にも注意、警戒が必要です。東北や四国、中国地方でも風や雨が強まる可能性があります。台風の進路や進む速度によって大荒れの地域や荒天期間が変わる可能性があります。最新の台風情報にご注意ください。
お盆休み期間で移動が多い時期ですが、交通機関に大きな影響がでる可能性があります。JR東海や東日本、西日本によりますと、台風の進路や勢力次第では、新幹線や在来線で計画運休や運転見合わせ、行先変更などが発生する可能性があるとしています。新幹線だけでなく、空の便や道路にも大きな影響がでる可能性があります。最新の交通情報にもご注意ください。
台風が近づく前の対策
1つめは、雨どいや側溝などを掃除して、水はけを良くしておきましょう。落ち葉などで側溝が詰まって水が流れないと、道路が冠水する原因となります。
2つめは、屋外に置かれている、飛ばされやすいもの(物干し竿、鉢植え、ゴミ箱など)は、しっかり固定するか、室内にしまうなどの対策をしましょう。商店などでは、看板が飛ばされたり、自動販売機が倒れたりしないか、確認してください。
3つめは、暴風で飛ばされてきたもので、窓ガラスが割れないよう、窓は鍵をかけ、雨戸があれば閉めましょう。窓ガラスにガムテープを貼ると、風圧に耐えられるようになります。もしガラスが割れても、破片が飛び散るのを防ぐために、カーテンも閉めておいてください。