10日も九州北部~北陸を中心に警報級の大雨の恐れ 11日まで大雨災害に警戒
11日(火)まで大雨が長引く恐れ
九州北部から北陸を中心に、11日(火)にかけて断続的に雷を伴った激しい雨や局地的に非常に激しい雨が降るでしょう。警報級の大雨が続く恐れがあります。太平洋側も所々で雨雲が発達し、局地的に激しい雨が降るでしょう。
予想降水量
九州北部地方:200ミリ
東海地方、北陸地方、中国地方:100ミリ
関東甲信地方:80ミリ
東北地方、近畿地方、四国地方:60ミリ
関東甲信地方、北陸地方、近畿地方、中国地方、九州北部地方:50から100ミリ
九州北部や中国地方では、これまでの大雨により地盤が緩んでおり、土砂災害の危険度が高まっている所があります。土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
土砂災害の前触れは
1つめは、がけや地面にひび割れができることです。
2つめは、木が裂ける音や石がぶつかり合う音が聞こえたり、土のにおいがしたりすることです。
3つめは、井戸や川の水、湧き水が濁ることです。湧き水が止まる場合も、前触れの一つです。
4つめは、がけや斜面から水が湧き出たりすることです。
そのほか、小石がバラバラと落ちてくる、地鳴りや山鳴りがする、雨が降り続いているのに川の水位が下がる、樹木が傾く、などがあります。このような時は、土砂災害の危険が高まっています。すぐに周りの人に声をかけて、安全な所へ避難してください。