8日 大雨に加え熱中症にも警戒 高温に加えて多湿 熱中症リスク高く 危険な暑さ
高温に加えて多湿 危険な暑さ
北海道では所々で真夏日(最高気温30℃以上)となる予想です。札幌市では昨日より5℃高い31℃と真夏並みでしょう。東北の最高気温は昨日より低く、真夏日から解放される所が多くなりそうです。ただ、湿気は多く、ムシムシするでしょう。
北陸や関東から九州北部では、最高気温は30℃前後の所が多いでしょう。昨日ほどの猛暑にはなりませんが、日本海に延びる前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでおり、湿度がかなり高く、不快な蒸し暑さです。
四国や九州南部では日中の気温が35℃くらいまで上がり、猛烈な暑さとなるでしょう。沖縄は33℃くらまで上がる予想です。体にこたえる危険な暑さです。熱中症対策を万全になさってください。
熱中症情報 広く「危険」レベル
また、三重県、宮崎県、鹿児島県、奄美地地方、沖縄本島地方には熱中症警戒アラートもでています。熱中症警戒アラートとは暑さ指数(WBGT:気温、湿度、日射量などから推定する熱中症予防の指数)が33以上と予測されるときに発表される情報です。熱中症の危険性が極めて高い気象状況になることが予測されます。室内をエアコン等で涼しい環境にしてお過ごしください。
停電への備えも
熱中症の応急処置
まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。