金曜~月曜 長引く危険な大雨に警戒 九州~北陸 平年7月ひと月の雨量に匹敵の恐れ
梅雨前線の活動が活発化 梅雨末期の大雨に警戒
九州や中国地方など西日本の日本海側を中心に7日(金)から10日(月)頃にかけて、発達した雨雲が次々とかかり、大雨となるでしょう。北陸でも8日(土)から9日(日)にかけては活発な雨雲がかかり、大雨となる恐れがあります。関東甲信も前線が南下する10日(月)頃に雨脚が強まるでしょう。
九州 さらなる大雨災害に警戒を
8日(土)12時までの24時間に予想される雨量は多い所で
九州北部地方:100から200ミリ
9日(日)12時までの24時間に予想される雨量は多い所で
九州北部地方:200から300ミリ
九州では6月30日(金)頃から7月3日(月)頃にかけて線状降水帯が度々発生するなど、記録的な大雨となり、土砂災害や河川の氾濫など大雨災害が発生しました。これまでの大雨により地盤が緩んでいる所があります。再び大雨となるため、さらなる大雨災害に警戒が必要です。
中国地方も警報級の大雨の恐れ
北陸は8日(土)から9日(日)が大雨のピーク
梅雨前線は11日(火)以降も日本付近に停滞する恐れがあり、さらに雨量が増える恐れがあります。最新の気象情報にご注意ください。
いつ避難する? タイミングは?
そこで、避難のタイミングが重要です。警戒レベル3の場合、高齢者や障害のある方などは、安全な所へ避難しましょう。警戒レベル4では、対象地域の方は、全員速やかに避難してください。警戒レベル5では、すでに安全な避難ができず、命が危険な状況です。このため、警戒レベル5緊急安全確保の発令を待ってはいけません。警戒レベル4までに、必ず避難してください。
天気が荒れてしまうと、道路状況が悪くなったり、暴風で物が飛んできたりするなど、避難の際の危険度が高まります。避難指示が出されていなくても、少しでも危険を感じたら、自ら避難しましょう。不安を感じたら、その時が避難のタイミングです。「自主的に、早めに、安全な所へ避難する」という防災意識をもって、避難する際は、近所の方々にも声をかけ、複数で行動してください。