2週間天気 金曜頃から前線活発化 西日本を中心に災害級の大雨の恐れ 蒸し暑さ続く
大気の状態が不安定
29日(木)も九州から北海道にかけて雲が多く、所々で雨が降るでしょう。
梅雨最盛期の大雨に警戒
九州から東北にかけて、発達した雨雲が次々とかかるでしょう。九州から東北にかけて広く雨量が多くなり、特に九州は30日(金)から7月2日(日)の総雨量が平年の7月ひと月の雨量に匹敵または超すような雨量が予想されている所があります。災害級の大雨となる恐れがあり、警戒が必要です。3日(月)から4日(火)にかけても断続的に雨雲がかかり、さらに雨量が増えるでしょう。
梅雨前線の位置や活動具合によって、大雨の期間や大雨エリアが変わる可能性があります。最新の気象情報にご注意ください。
梅雨空 不快な蒸し暑さが続く
この先2週間は、最高気温、最低気温ともに平年並みか高いでしょう。湿度も高く、日中は不快な蒸し暑さが続きそうです。夜も気温の下がり方が鈍く、都市部を中心に熱帯夜(夜間の気温が25℃以上)となる日もあるでしょう。夜間の熱中症にもご注意ください。
梅雨の最盛期 大雨の備えを
① 避難場所や避難経路の確認をしておきましょう。いざ大雨による災害が発生すると、避難経路が通れなかったり、避難場所に行けなくなったりすることもあります。複数の避難場所や避難経路を確認しておくことが大切です。また、川や斜面の近くは通らないようにするなど、浸水や土砂災害の危険性が高い場所を避難経路に選ぶのは、避けてください。確認した避難場所や避難経路の情報は、家族で共有しておきましょう。
② 非常用品の準備をしておきましょう。非常用の持ち出し品は、リュックなど両手が使えるものに入れて、すぐに持ち出せる所においてください。避難時に履く靴は、スニーカーなど、底が厚く、歩きやすい靴を用意するのが安全です。また、水道や電気など、ライフラインが止まった時に備えて、水や食料も用意してください。
③ 側溝などの掃除をして、水はけを良くしておきましょう。砂利や落ち葉、ゴミなどが詰まっていないかも、確認しておいてください。