22日の最高気温 近畿~東北は昨日より大幅ダウン 沖縄や九州は熱中症に警戒
最高気温 近畿~東北は昨日より大幅ダウン
一方、近畿から東北は昨日より5℃前後低くなるでしょう。名古屋は22℃と昨日より6℃低く、4月下旬並みとなりそうです。東京都心は昨日より4℃低い23℃と5月中旬並みとなるでしょう。ノースリーブや半袖だと少しヒンヤリと感じられるかもしれません。羽織る物などで調節してください。
北海道は、札幌では25℃ほどと昨日より低く、暑さは少し和らぎそうです。旭川は30℃近くまで上がって、真夏の暑さが続くでしょう。
熱中症情報
九州や中国、四国は「警戒」の所が多くなっています。最高気温は平年並みの所が多く、極端な暑さではないですが、湿気が多く、蒸し暑いでしょう。暑さ対策をなさってください。
近畿や北陸、関東は「注意」、東海や東北は「ほぼ安全」となっています。昨日よりも気温は低く、暑さは収まる所が多いでしょう。ただ、体を動かす場合などは、引き続き熱中症対策が必要です。
北海道は「注意」の所が多い見込みです。
熱中症を引き起こす条件
1つめは「環境による条件」です。その日の気温が高いだけでなく、急に暑くなった日や、熱波の襲来も危険です。また、湿度が高い、風が弱い、日差しが強いといった気象条件も、熱中症を引き起こします。締め切った室内や、エアコンがない所といった環境も、熱中症には特に注意が必要です。
2つめは「体による条件」です。高齢者や乳幼児、体に障害がある方は、周りの方が特に気をつけてあげてください。肥満や持病(糖尿病、心臓病、精神疾患など)のある方も、熱中症にかかるリスクが高まります。低栄養状態、脱水状態の方は、体にこもった熱を、効率良く体の外へ逃がせなくなるおそれがあります。二日酔いや寝不足などの体調不良でも、熱中症にかかりやすくなってしまいますので、ご注意ください。
3つめは「行動による条件」です。激しい運動をしたり、慣れない運動をしたりすると、体内で熱が発生しますが、その熱が体の中にこもったままだと、熱中症にかかりやすくなります。長い時間の屋外作業や、水分補給がしにくい状況も、熱中症を引き起こす原因になりますので、十分お気を付けください。