関東 大気の状態不安定 昼前後は所々で激しい雨や雷雨 南部もゲリラ雷雨に注意
大気の状態が非常に不安定
きょう16日の午後にかけて、東日本の上空約5500メートルにはマイナス12℃以下の寒気が流れ込むでしょう。関東甲信では大気の非常に不安定な状態が続く見込みです。発雷確率も高くなっています。
激しい雨や雷雨に注意 大雨となる所も
これまでの雨の影響で、通常より少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まりやすい地域があります。夜のはじめ頃にかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。雨雲が予想以上に発達した場合には、警報級の大雨となる可能性があります。また、落雷、竜巻などの激しい突風、ひょうにも注意が必要です。
17日(土)と18日(日)は大気の不安定な状態は解消し、おおむね晴れる見込みです。
激しい雨とは?
激しい雨が降ると予想される所では、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫を引き起こす可能性がありますので、注意が必要です。
雷雲が近づくサイン その時どうする?
雷雲が近づく時、避難する場所は、近くのしっかりした建物や、車の中が良いでしょう。木の下での雨宿りは、木に落ちた雷が人に飛び移ることがあるので、危険です。万が一、周囲に避難する場所がない時は、両足をそろえて、頭を下げてしゃがみ、両手で耳をふさぎましょう。
単独の雷雲による激しい現象は、30分から1時間程度で弱まることが多いです。スマホなどで雨雲レーダーをチェックするなど、最新の情報を確認しながら、安全な場所で雷雲が過ぎるのを待ちましょう。