台風2号 沖縄は荒天が長引く恐れ 前線活発化 来週は九州~関東も大雨に警戒
台風2号と前線の動向に警戒
6月2日(金)以降の台風の進路予想はまだはっきりしませんが、海外などの予測モデルでは次第に東よりに進路を変えるものが多くなっています。来週以降、本州付近には前線が停滞するため、台風周辺の湿った空気が流れ込み、前線の活動が活発化する恐れがあります。九州から関東、北陸では台風が離れていても大雨に警戒が必要です。
沖縄は影響が長引く恐れ
また、奄美地方の沿岸の海域でも、29日(月)頃から大しけとなるでしょう。海岸付近には近づかないようにしてください。
本州付近に前線停滞 台風が離れていても大雨に警戒
また、29日(月)以降は本州付近に前線が停滞する予想です。台風周辺の湿った空気が流れ込み、前線の活動が活発化する恐れがあります。29日(月)頃は中国地方から北陸を中心に活発な雨雲がかかり、大雨となる恐れがあります。30日(火)以降は前線が次第に南下し、九州から関東を中心に活発な雨雲がかかるでしょう。長い期間が雨が続き、雨量が多くなる恐れがあります。
台風が離れていても油断できません。最新の台風情報、気象情報にご注意ください。なお、このタイミングで広く梅雨入りとなる可能性もあります。
台風が近づく前の対策

1つめは、雨どいや側溝などを掃除して、水はけを良くしておきましょう。落ち葉などで側溝が詰まって水が流れないと、道路が冠水する原因となります。
2つめは、屋外に置かれている、飛ばされやすいもの(物干し竿、鉢植え、ゴミ箱など)は、しっかり固定するか、室内にしまうなどの対策をしましょう。商店などでは、看板が飛ばされたり、自動販売機が倒れたりしないか、確認してください。
3つめは、暴風で飛ばされてきたもので、窓ガラスが割れないよう、窓は鍵をかけ、雨戸があれば閉めましょう。窓ガラスにガムテープを貼ると、風圧に耐えられるようになります。もしガラスが割れても、破片が飛び散るのを防ぐために、カーテンも閉めておいてください。