台風2号 来週は列島に影響の恐れ 非常に強い勢力で沖縄の南へ 本州には前線停滞
今週末にかけては本州付近は高気圧圏内
ただ、来週は台風2号と前線の動向に注意が必要です。
5月としては異例の発達の台風2号と前線の動向に注意
台風2号は29日(月)にはあまり勢力を落とさず、非常に強い勢力で沖縄の南に進むでしょう。沖縄や奄美では接近前の28日(日)頃から大しけとなる所がありそうです。その後は沖縄では台風の接近に伴って大きな影響を受ける恐れがあります。最新の台風情報に注意し、早めの対策を心がけてください。
30日(火)以降の台風の進路の予想にはまだ幅があるような状況ですが、海外などの予測モデルでは西よりに進路をとるものや北よりに進路を変えるものがあります。北よりに進路を変えるものが増えつつあり、今後の進路予想にいっそう注意が必要です。
また、来週は前線が本州付近に延びる予想です。台風が近づかなくても、熱帯由来の暖かく湿った空気が流れ込み、前線の活動が活発化する恐れがあります。本州付近でも最新の台風情報・気象情報に注意が必要です。
大雨シーズン・台風シーズンに備えて 避難場所や避難経路の確認を
①市町村が作成しているハザードマップや、地域防災計画を見て「自分の住む地域は、どのような災害のリスクがあるのか」「災害が発生した時の避難場所はどこか」「安全な避難経路はどこか」確認しておきましょう。その際、氾濫の恐れがある河川や、土砂災害の恐れがある所も確認しておくと、避難経路を決める時に役立ちます。また、自宅だけでなく、学校や職場など、よく立ち入る場所はどのような危険があるかも、家族で一緒に確認しておきましょう。
②浸水(冠水)した場合は、避難経路が限られてしまいます。事前に、複数の避難経路を確認しておきましょう。
③夜間は、昼間よりも、周囲の状況を把握しにくくなります。夜間の避難に備えて、建物など目印を決めて、避難経路を覚えておきましょう。
もしもの時に備えて、避難場所への避難経路を実際に歩いて、確認しておくのもおススメです。