西日本で3月としては記録的な高温 この先の気温の傾向は 寒さはもうない?
西日本で3月としては記録的な高温 東京都心も季節先取りの暖かさ
最高気温は大阪市で24.6℃と3月の1位の記録を更新しました。大阪府枚方市では25.3℃、兵庫県西脇市で25.4℃、鳥取県智頭町で25.5℃と夏日となるなど、3月としては記録的な高温となりました。アメダス地点のうち30地点以上で3月1位の記録を更新し、3月なのに暑いくらいの陽気となりました。
また、東京都心では20.8℃まで気温が上がり、4日連続で20℃以上と季節先取りの暖かさが続きました。上の写真は3月11日11時頃の東京のソメイヨシノの標本木のようすです。季節外れの暖かさが続いたことで、つぼみの先がピンク色になり、早くも開花が近づいている様子が分かります。
この先は気温の傾向はどうなる?
13日(月)は広く雨が降るでしょう。九州から東海では最高気温は平年並みか低くなりそうです。最高気温は15℃に届かず、薄着ではヒンヤリと感じられますので、日中も上着があると良いでしょう。14日(火)は天気が回復しますが、最高気温は平年並みになりそうです。季節外れの暖かさはなく、朝晩は冷えますので、暖かくしてお過ごしください。
来週後半はまた高温傾向に。16日(木)と17日(金)の最高気温は平年より高くなる所が多いでしょう。16日(木)には福岡や高知、東京でサクラが開花する予想で、早くもサクラのシーズンが到来しそうです。
この先は寒暖差が大きくなるでしょう。上着いらずの暖かい日もあれば、上着がないとヒンヤリする日もありそうです。服装で上手に調節してください。