きょう10日の天気 九州から東海は強雨も 関東や東北は雪 平野部でも積雪の恐れ
九州は激しい雨 関東や東北は積雪の恐れ
午前5時現在、九州から東海にかけて雨が降り、山沿いを中心に雪の降っている所もあります。九州は昼ごろまで雨で、南部を中心に局地的に雷を伴って激しい雨が降るでしょう。中国地方や四国、近畿は夕方にかけて、東海や北陸は夜にかけて広く雨が降り、山沿いを中心に雪の降る所もありそうです。太平洋側では降り方の強まる所もあるでしょう。
寒気の影響が残る関東甲信は昼前から雪が降りだし、東京23区も含め平野部でも積雪となるでしょう。山沿いは大雪となる恐れがあります。東北も昼ごろから雪が降り、太平洋側の南部で雪の量が多くなるでしょう。平地でも大雪となる恐れがあります。きょうの帰宅時間帯に交通機関に大きな影響がでる可能性があり、交通情報にも注意が必要です。
北海道は朝晩は雲が多いですが、日中はおおむね晴れるでしょう。
広く真冬並みの厳しい寒さ
北海道は広く真冬日(最高気温0℃未満)となりそうです。東北は0℃前後、北陸は3℃ほどで、凍えるような寒さでしょう。関東も2℃前後の所が多く、日中も厳しい寒さとなりそうです。万全な寒さ対策をなさってください。東海や近畿、中国地方も10℃に届かない所が多いでしょう。四国や九州北部は13℃ほどですが、暖気の流れ込む九州南部では20℃近くまで上がる所もありそうです。
普段は雪の少ない所で「大雪」予想 お出かけ前の注意点は?
(1)時間に余裕をもって行動しましょう。歩きなれた道でも、目的地に着くまでは、普段より時間がかかることが予想されます。焦って、急ぎ足になると、転倒する危険性もあります。
(2)滑りにくい靴を用意しましょう。靴底がツルツルしたものや、ヒールの高い靴は、危険です。靴底に溝がついている運動靴や、登山用の靴などがおススメです。
(3)歩き方のポイントを覚えておきましょう。歩幅を小さくして、地面に垂直に足を踏み出し、重心はやや前において、足の裏全体を路面につけて歩きましょう。ゆっくりとペンギンのような歩き方をするのが、おススメです。万が一、滑ってしまったら、尻餅をつくように転ぶと、頭を打ちにくくなります。
(4)両手をあけておきましょう。リュックや肩掛けカバンなどを選び、可能なら、傘を持つのも避けましょう。両手を出していれば、転んだ時でも、顔や頭を守ることができます。
ただし、大雪が予想される地域では道路の通行止めや列車の遅延・運休など交通機関が大きく乱れる恐れもありますので、テレワークの活用などを含め、不要不急の外出を控えるようにしましょう。