442年ぶりの天体ショー! まもなく「皆既月食・天王星食」 時刻と最新の天気は
今夜は皆既月食。月は18時9分から欠け始め、19時16分に皆既食となります。皆既食は86分間続きます。この月食の最中には月が天王星を隠す「天王星食」も。今夜は広く晴れて、観察できる所が多いでしょう。
皆既月食
月が地球の影に隠される「皆既月食」がまもなく起こります。
国立天文台によりますと、月は18時9分から欠け始め、19時16分に皆既食となります。皆既となった月は赤銅色(しゃくどういろ)と言われる赤黒い色に見えます。皆既食は86分間続いて、20時42分に終わり、その後は徐々に月は地球の影から抜けて、21時49分に部分食が終わります。
国立天文台によりますと、月は18時9分から欠け始め、19時16分に皆既食となります。皆既となった月は赤銅色(しゃくどういろ)と言われる赤黒い色に見えます。皆既食は86分間続いて、20時42分に終わり、その後は徐々に月は地球の影から抜けて、21時49分に部分食が終わります。
天王星食も 442年ぶりの天体ショー
この月食の最中には月が天王星を隠す「天王星食」も起こります。日本で皆既月食の最中に惑星食が起こるのは1580年(土星食)以来、442年ぶりで、とても珍しい天体ショーです。
天王星は明るさが6等級のため、肉眼で見るのはなかなか難しいので、双眼鏡や望遠鏡などを使って観察すると良いでしょう。「天王星食」の開始時には月がまだ暗く、月との位置関係の比較で見つけやすくなります。上の図も参考になさってください。天王星食の開始時刻は、札幌で20時49分頃、仙台で20時44分頃、東京で20時41分頃、京都で20時32分頃、福岡で20時22分頃、那覇で20時13分頃です。
天王星は明るさが6等級のため、肉眼で見るのはなかなか難しいので、双眼鏡や望遠鏡などを使って観察すると良いでしょう。「天王星食」の開始時には月がまだ暗く、月との位置関係の比較で見つけやすくなります。上の図も参考になさってください。天王星食の開始時刻は、札幌で20時49分頃、仙台で20時44分頃、東京で20時41分頃、京都で20時32分頃、福岡で20時22分頃、那覇で20時13分頃です。
今夜の天気は?
今夜は北海道の北部は雲が多いですが、南西部や東部は雲に切れ間があるでしょう。東北の日本海側や北陸は次第に雨雲は抜けて、雲は多めながらも隙間がありそうです。東北の太平洋側や関東から九州は広く晴れて、観察に良さそうです。沖縄は雲が多いですが、晴れる時間もあるでしょう。
日中は過ごしやすい陽気の所が多くなりましたが、夜は冷えますので、観察の際は暖かくして、風邪などをひかないようにしてください。
日中は過ごしやすい陽気の所が多くなりましたが、夜は冷えますので、観察の際は暖かくして、風邪などをひかないようにしてください。
