「台風15号」発生へ 3連休に西・東日本の太平洋側にかなり接近か 大雨のおそれ
台風15号発生し かなり接近のおそれ
熱帯低気圧から変わる台風は北上し、23日(金)秋分の日の夜から24日(土)には西日本や東日本の太平洋側に接近のおそれがあります。台風としてはあまり発達せずに、25日(日)は日本の東で温帯低気圧に変わる予想ですが、油断はできません。雨雲の元となる熱帯由来の暖かく湿った空気を運びむため、大雨をもたらすおそれがあります。
また、日本海から北日本にかけて前線が延び、前線に向かって暖かく湿った空気が流れこむでしょう。広く大気の状態が不安定になる見込みです。
今回の台風は特に大雨に警戒・注意が必要です。
3連休 大雨のおそれ
25日(日)は天気が回復する所が多いですが、関東では沿岸部ほど雨が降り、さらに雨量が多くなるおそれがあります。
台風の進路や発達具合によっては、影響が変わる可能性があります。今後も最新の情報にご注意ください。
大雨の備え
① 避難場所や避難経路の確認をしておきましょう。いざ大雨による災害が発生すると、避難経路が通れなかったり、避難場所に行けなくなったりすることもあります。複数の避難場所や避難経路を確認しておくことが大切です。また、川や斜面の近くは通らないようにするなど、浸水や土砂災害の危険性が高い場所を避難経路に選ぶのは、避けてください。確認した避難場所や避難経路の情報は、家族で共有しておきましょう。
② 非常用品の準備をしておきましょう。非常用の持ち出し品は、リュックなど両手が使えるものに入れて、すぐに持ち出せる所においてください。避難時に履く靴は、スニーカーなど、底が厚く、歩きやすい靴を用意するのが安全です。また、水道や電気など、ライフラインが止まった時に備えて、水や食料も用意してください。
③ 側溝などの掃除をして、水はけを良くしておきましょう。砂利や落ち葉、ゴミなどが詰まっていないかも、確認しておいてください。