台風4号 今夜、沖縄や奄美に最接近 来週は西・東日本に接近・上陸の恐れ 影響は
台風の進路
その後は東シナ海を北上して、次第に東よりに進路を変えて、4日(月)から5日(火)にかけて九州に接近する恐れがあります。その後の予報円は、まだ大きく進路の予想や進む速度に幅があるような状況ですが、西日本から東日本を通過する恐れがあります。
影響は?
九州には台風周辺の湿った空気が流れ込み、3日(日)から激しい雨の降る所があるでしょう。4日(月)は台風の強風域に入り、風も強まる予想です。5日(火)にかけて雨や風が強く、南部を中心に総雨量が200ミリを超すような大雨となりそうです。
台風の進路によっては、四国から関東でも来週半ば頃は荒れた天気となり、大雨となる恐れがあります。台風の動きが遅く、発達した雨雲が長時間かかり、雨量が多くなる可能性があります。最新の台風情報にご注意ください。
台風シーズン 日頃から台風への備えを
①ハザードマップや避難場所の確認をしましょう。
国土交通省や各自治体のホームページなど、インターネットからハザードマップを入手することが可能です。ハザードマップは随時更新されますので、定期的に確認するようにしましょう。ハザードマップを確認して、家の周辺で浸水(河川浸水・高潮浸水など)の可能性がある場所や、土砂災害(崖崩れ・土石流・地すべりなど)の危険性の高い場所を把握してください。また、避難場所(指定緊急避難場所)を確認しておきましょう。避難場所は災害の種類によって異なります。「浸水や土砂災害の場合の避難場所」をしっかり確認するようにしましょう。避難場所までの避難経路を知り、河川が増水した場合や高潮・高波でも安全に避難できるか確認しましょう。
②非常用グッズの確認をしましょう。
万が一に備えた非常用グッズをリュックにまとめておいてください。懐中電灯などの電池が切れていないか確認しておきましょう。万が一の断水に備えて、飲料水やトイレなどの生活用水の確保をしてください。生活用水の確保は、浴槽に水を張っておくとよいでしょう。