関東甲信 あす明け方にかけ大雪の恐れ 東京23区は予想降雪量5センチ 積雪に注意
内陸部を中心に大雪の恐れ
関東甲信には雪雲や雨雲がかかりはじめています。
あす11日の明け方にかけて広く雪や冷たい雨が降り、内陸部を中心に大雪となるでしょう。東京23区など南部の平野部でも雪が降り、積雪となる所がありそうです。沿岸部など日中は雨の降る所も夜は雪に変わる可能性があり、油断できません。積雪や路面の凍結に注意が必要です。
予想降雪量
甲信地方:30センチ
関東地方北部:25センチ
箱根から多摩地方や秩父地方にかけて:20センチ
関東地方南部の平野部:8センチ
(東京23区:5センチ)
長野県では警報級の大雪となり、東京23区を含めたその他の地域でも予想より気温が低くなった場合には、警報級の大雪となる恐れがあります。
大雪や路面凍結による交通機関への影響に警戒、注意してください。湿った重たい雪が電線に着雪し、停電が起こる可能性があります。懐中電灯や暖をとるものを用意しておくと良いでしょう。また、ビニールハウスやカーポートの倒壊にも注意してください。
段は雪の少ない所で「大雪」予想 お出かけ前の注意点は?
①時間に余裕をもって行動しましょう。歩きなれた道でも、目的地に着くまでは、普段より時間がかかることが予想されます。焦って、急ぎ足になると、転倒する危険性もあります。
②滑りにくい靴を用意しましょう。靴底がツルツルしたものや、ヒールの高い靴は、危険です。靴底に溝がついている運動靴や、登山用の靴などがおススメです。
③ 歩き方のポイントを覚えておきましょう。歩幅を小さくして、地面に垂直に足を踏み出し、重心はやや前において、足の裏全体を路面につけて歩きましょう。ゆっくりとペンギンのような歩き方をするのが、おススメです。万が一、滑ってしまったら、尻餅をつくように転ぶと、頭を打ちにくくなります。
④両手をあけておきましょう。リュックや肩掛けカバンなどを選び、可能なら、傘を持つのも避けましょう。両手を出していれば、転んだ時でも、顔や頭を守ることができます。