2日(日)も天気急変 上空にこの時期としては強い寒気 落雷・突風・強雨に注意
大気の非常に不安定な状態が続く

きょう2日(日)も西日本から北日本の上空約5500メートルには、マイナス24℃以下のこの時期としては強い寒気の流入が続いています。九州から東北では、上空の寒気や日中の気温が上昇する影響で、大気の非常に不安定な状態が続く予想です。落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨、ひょうに注意が必要です。なお、本州の高い山は雪になる見込みです。登山は計画の見直しも検討してください。
各地の天気と気温

【東北・北陸・山陰】夕方にかけて雨の降る所が多いでしょう。雷が鳴って、雨脚の強まることもありそうです。東北ではここ数日のまとまった雨やきのうの地震の影響により地盤の緩んでいる所もありますので、大雨による土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意してください。最高気温はきのうより低くなるでしょう。薄着では少しヒンヤリと感じられそうです。
【関東・東海・近畿・山陽・四国・九州北部】天気の急な変化に注意が必要です。晴れ間がでますが、昼頃から所々で雨雲や雷雲が発達するでしょう。落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨、ひょうにご注意ください。最高気温はきのうより低く、名古屋や大阪、福岡など20℃に届かない見込みです。
【九州南部・沖縄】おおむね晴れるでしょう。日差しはたっぷり届きますが、最高気温はきのうよりは低くなりそうです。
雷雲が近づくサイン その時どうする?
雷雲が近づく時、避難する場所は、近くのしっかりした建物や、車の中が良いでしょう。木の下での雨宿りは、木に落ちた落雷が人に飛び移ることがあるので、危険です。万が一、周囲に避難する場所がない時は、両足をそろえて、頭を下げてしゃがみ、両手で耳をふさぎましょう。
単独の雷雲による激しい現象は、30分から1時間程度で弱まることが多いです。スマホなどで「雨雲レーダー」をチェックするなど、最新の情報を確認しながら、安全な場所で雷雲が過ぎるのを待つと良いでしょう。