寒暖差大きく 地震が相次いだ2月 3月は季節の進み早く 春本番へ
早い春一番
また、20日には北陸や東海、中国、四国、九州北部地方(山口県を含む)で続々と春一番を観測しました。
冬の嵐の日も

●根室:947.8hPa
●釧路:956.4hPa
●網走:956.7hPa
その後、日本付近は冬型の気圧配置になりました。17日夜には、上空1500メートル付近で、マイナス12℃以下の寒気が、九州北部まで流れ込みました。福岡の上空で、平年より10℃くらい低い寒気でした。
12時間降雪量は、新潟県糸魚川市能生は17日15時までで59 センチ、上越市は17日17時までで56センチなど、統計開始以来、2月の1位の値を更新した所がありました。48時間降雪量は、福島県只見町で、18日4時までで114センチと、たった2日で100センチ以上の雪が降り、統計開始以来、2月として1位になりました。
また、鹿児島市では18日、最深積雪は2センチを観測しました。鹿児島市で2月に2センチ以上の積雪になるのは、2005年以来、16年ぶりのことでした。
寒暖差激しく 2月とは思えない暖かさも
2月は冬と春がせめぎ合い、季節が行ったり来たりしました。
福島県沖で最大震度6強の地震
その後も地震が相次ぎました。14日16時31分頃には、福島県沖を震源とする地震で、福島県相馬市、南相馬市、大熊町、双葉町、浪江町で、震度4を観測しました。15日13時28分頃には、和歌山県北部を震源とする地震で、和歌山市で震度4を観測。19日18時11分頃には、岩手県内陸北部を震源とする地震で、岩手県二戸市で震度4を観測しました。
tenki.jpの「万が一に備えて」「地震を知る」なども参考にして、日ごろから地震への備えをなさってください。
3月は?
冬型の気圧配置が続かないため、北海道と東北の日本海側は雪や雨の降る日は平年より少なくなるでしょう。本州付近は周期的に低気圧の影響を受けるため、関東から九州は平年より晴れる日が少なくなりそうです。降水量は平年より多くなるでしょう。