関東甲信 都内など平地も積雪 明朝の交通に影響か

雪の見通し
28日6時までの24時間に予想される雪の降る量はいずれも多い所で、甲信地方で30センチ、関東北部で20センチ、箱根から多摩地方や秩父地方にかけて20センチ、関東地方南部の平野部で5センチ、東京23区で1センチです。山沿いでは大人のふくらはぎくらい、平野部でも内陸部を中心に数センチ程度は雪の積もる可能性があります。
なお、予想より降水量が多くなり、気温が低くなった場合には23区内でも大雪となる恐れがあります。
注意点は?
・車は、冬の装備をしていない場合や雪道での運転に慣れていない場合は、とても危険です。家の周りで雪が積もっていなくても、お出かけ先で積雪となっている可能性があります。バスなど公共交通機関を使うようにして下さい。
・雪が積もった場合の歩き方のお手本はペンギンです。小さな歩幅で、足の裏全体を路面につけるようにゆっくりと歩くようにしましょう。転んでもケガをしないよう、手はポケットには入れず、できれば手袋をすると良いでしょう。
・停電にも注意が必要です。湿った重たい雪が降ると電線に着雪し、停電が発生することがあります。停電に備えて、懐中電灯を用意したり、暖房器具も使えなくなることがありますので、暖をとるものを準備しおくと安心です。
・雪が積もらなかったとしても、明日の朝にかけて、内陸を中心に冷え込み、路面が凍結する心配もでてきます。足元や車の運転は注意が必要です。特に、転倒につながりやすい場所が、階段や歩道橋、マンホールの蓋や点字ブロック、タイル張りの道、そして、建物や地下道の入り口などです。まわりと材質が変わり、滑り方が変化し、危険です。
なお、予想より降水量が多くなり、気温が低くなった場合には大雪のエリアが広がる可能性があります。随時、最新の気象情報を確認して下さい。