台風の卵と梅雨前線に注意 大雨の恐れも
梅雨前線北上

台風の卵に警戒
上の衛星画像をご覧下さい。日本のはるか南の海上にはあちこちに発達した雲があるのが分かります。1つは南シナ海の熱帯低気圧の雲で、今後、この熱帯低気圧は台風になる予想です。またフィリピンの東にも発達した雲のまとまりがあり、こちらも台風の卵である熱帯低気圧の雲です。
これらの熱帯擾乱の動きはまだ予想に幅があります。ただ、一旦南下した前線が9日(土)以降、再び本州付近に停滞し、そこに熱帯育ちの湿った空気が流れ込めば、前線が活発化する可能性があります。前線が活発化すると、広く大雨となる恐れがでてきます。
今後は梅雨前線と台風の卵の動向に注意が必要です。最新の気象情報をチェックして下さい。日直予報士でも随時お伝えしていきます。