台風1号北上 31日は東海や関東甲信、東北太平洋側で雨・風強まる 高波に注意
明日30日(木) 天気下り坂 夜は太平洋側で雨具が必要
天気はゆっくりと下り坂です。日中は晴れる所が多いですが、次第に雲が広がるでしょう。夜になると九州から関東甲信の太平洋側を中心に、所々で雨が降りそうです。お帰りが遅くなる方は、折りたたみ傘など雨具があると安心です。
北海道では気圧の谷や寒気の影響で、雨が降ったりやんだりで、傘が手放せないでしょう。
明日30日(木) 東京都心は5月初の10日連続夏日
東京都心では10日連続の夏日(最高気温が25℃以上)になるでしょう。5月で夏日の連続日数の記録を更新しそうです(これまでは、今年2024年5月20日~29日と2019年5月22日~30日の9日連続)。内陸や沖縄では30度くらいまで上がり、暑さが続くでしょう。今日より湿度が高くなり、風の通しの悪い所ではよりムシムシ感じられそうです。
室内ではエアコンの除湿機能を使うなど、温度だけでなく湿度の調節もしましょう。外で長い時間作業される方は、こまめな水分補給や涼しい所での休憩も心がけてください。
31日(金) 台風1号は関東の南へ 太平洋側で雨・風強まる
その後、台風1号は日本の南を北よりへ進み、明後日31日(金)には関東の南の海上を進むでしょう。台風が接近する伊豆諸島では雨や風が強まり、波も高くなるでしょう。
近畿や東海、関東甲信、東北南部でも、台風の北側に延びる前線の雨雲がかかり、東海や関東甲信を中心に、雷を伴った非常に激しい雨の降る所がありそうです。 土砂災害や低い土地の浸水、川の増水、強風や高波に注意・警戒してください。最新の台風情報や気象情報をこまめに確認するようにしましょう。
西日本は西から別の前線が延びてくるため、局地的にはカミナリを伴った激しい雨が降るでしょう。天気の急変にご注意ください。
台風1号は6月1日(土)には、日本のはるか東で温帯低気圧に変わる見込みです。
6月2日(日)以降 関東や東北太平洋側ぐずついた天気 極端な暑さはない
関東や東北の太平洋側では北東から冷たい海風が入るため、曇りや雨のぐずついた天気が続き、気温もあまり上がりません。最高気温は平年より低く、特に仙台など東北の太平洋側では20℃に届かないでしょう。日中も空気がヒンヤリしますので、羽織る物などでうまく調節してください。