全国的に高温傾向 土日はお花見日和 週明けにかけて夏日続出か 慣れない暑さに注意
明日13日(土)と14日(日) 全国的に晴れ 夏日続出か
関東北部や北陸、東北南部を中心に桜の見ごろを迎えている所が多くなっています。お花見など屋外でのレジャーや、外でスポーツされる方は、こまめな水分補給を心がけてください。こまめに休憩をとることも大切です。
慣れない暑さ 熱中症に注意
外気温がそれほど高くない日でも、直射日光の当たる場所に車を駐車すると、車内温度が上昇する場合があります。
2019年5月8日に屋外駐車場で実施した実験では、外気温が23.3℃〜24.4℃であったにもかかわらず、直射日光の当たる場所に駐車した車は、計測開始時25℃だった車内温度が約2時間後に、軽ワゴン車で39.9℃、大型SUVで46.5℃を観測しました。真夏に比べると車内温度は少し低くなっていますが、車内は高温になっていました。(日本自動車連盟:JAFユーザーテストより)
春でも油断は禁物です。短時間であっても、子どもやペットを車内に残して車から離れないようにしましょう。
16日(火)から17日(水) 雨の降る所が多い
最高気温は関東から九州で夏日が予想され、連日の夏日になる可能性があります。金沢でも夏日一歩手前まで上がるでしょう。札幌も22度の予想で、季節先取りの暖かさになりそうです。積雪の多い所では雪解けが進みますので、なだれにご注意ください。
16日(火)から17日(水)は、本州付近を気圧の谷や前線が通過する見込みです。雨の降る所が多く、雨や風の強まる所もあるでしょう。季節先取りの暑さは、いったん落ち着きそうです。
18日(木)と19日(金)は日差しが届き、再び汗ばむ陽気になるでしょう。しばらくこの時期としては気温の高い状態が続く見込みです。まだ4月ですが、早めに熱中症対策を心がけた方が良さそうです。
熱中症予報のポイント
① 暑くなり始めの頃から、暑さに備えて体づくりを行いましょう。「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる運動を、毎日30分程度行い、体を暑さに慣れさせてください。
② できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。
③ 暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、こまめに室温を確認しながら調節するとよいでしょう。なお、感染症対策として換気を行う場合は、窓とドアなど2か所を開放したり、扇風機や換気扇を併用したりするのが、おススメです。換気後、エアコンの温度は、こまめに再設定してください。
もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。