関東地方 明日2日は一転して真冬の寒さ 5日~6日は「南岸低気圧」で冷たい雨や雪
明日2日(金) 一転して真冬の寒さ 寒さ対策を万全に
ただ、午後は次第に北よりの風が強まって、気温が下がってきています。今夜は急に寒くなりますので、昼間との寒暖差にご注意ください。
明日2日(金)は日差しが届きますが、沿岸部ほど雲が広がりやすいでしょう。
朝は冷え込みが強まって、最低気温はこの時期らしい気温に戻りそうです。北部では0℃未満の冬日になる所がほとんどで、氷が張るほどの寒さになるでしょう。午前は北よりの風がまだ強めに吹くため、体感温度をさらに下げそうです。マフラーや手袋などで寒さ対策をしっかりと行いましょう。
最高気温は今日より大幅に低くなって、東京都心では10℃近くも低くなりそうです。南部ほど日差しが控えめで、空気がよりヒンヤリ感じられるでしょう。暖かくしてお過ごしください。
5日(月)~6日(火) 「南岸低気圧」が通過 冷たい雨や雪
朝は寒さが続きますが、日中は気温が10℃を超える所が多く、日差しの下では少しホッとできるでしょう。まずますのお出かけ日和になりそうです。
4日(日)は前線が本州の南に延び、南部ほど雲の多い天気になるでしょう。最高気温は11度前後で、この時期らしい寒さになりそうです。
5日(月)~6日(月)は本州の南岸を低気圧が通過するでしょう。関東に雪をもたらすことがある「南岸低気圧」です。
今のところ、関東の沿岸部は冷たい雨が降ったりやんだりで、5日(月)の午前は雪がまじることもあるでしょう。山沿いや内陸では雪の可能性が高くなっています。低気圧の進路や気温の下がり方によっては、雪の範囲が変わってきますので、最新の情報をこまめにチェックしてください。
「南岸低気圧」の進路で変わる関東の天気
① 南岸低気圧が八丈島の北を進む場合、関東には低気圧の降水域がかかり、暖かい空気も流れ込みます。そのため降るものが雪ではなく、雨になりやすいのです。
② 南岸低気圧が八丈島の少し南を進む場合、関東には降水域がかかる一方、北から冷たい空気を引き込みます。そのため雪が降りやすく、時には大雪になるのです。
③ 南岸低気圧が八丈島の南を進む場合、降水域そのものが、関東の陸地まで届かず、雪も雨も降らないことが多くなります。ただ、冷たい空気が南下するため、関東では、雲が広がりやすくなるのです。
南岸低気圧の進路と八丈島の位置関係は、関東の雪を予報する目安の一つではありますが、決め手はこれだけではありません。関東で大雪になるかどうかは、低気圧の発達度合い、進む速度、気温の低下、湿った空気の流れ込みなどで変わります。(①のように雨でも、降り方が強まると、周囲の空気が冷やされて雪に変わることもあります。)関東では、普段、雪にあまり慣れていないため、最新の天気予報などをこまめに確認し、雪が予想される場合は、早めの対策を心がけてください。