全国週間 週末は再び強い寒気流入 全国的に荒れた天気 日本海側は大雪のおそれも
あす21日 日本海側の天気回復 日差し戻る
北海道から東北の日本海側や北陸の天気は回復して、日差しが届きそうです。ただ、雪が積もった所では、あす朝にかけては路面凍結に注意が必要です。
関東から九州、沖縄は日差しがたっぷり届いて、風も収まるでしょう。太平洋側を中心に空気の乾いた状態が続きますので、火の元にご注意ください。
あす朝にかけては放射冷却の影響で、最低気温は関東から九州では師走並みになる所もあるでしょう。けさより低い所がほとんどで、5度を下回る所もありそうです。
最高気温は平年並みの所が多く、日中は日差しの温もりを感じられそうです。朝晩と昼間の気温差が大きくなりますので、服装でうまく調節してください。
23日(勤労感謝の日) 日本海側を中心に天気下り坂
23日(勤労感謝の日)は、北日本付近を前線や低気圧が通過する見込みです。
日本海側を中心に天気は下り坂で、午後は次第に雨が降りだしそうです。北海道から東北の太平洋側、関東から九州は、おおおむね晴れるでしょう。市街地でも紅葉の見ごろを迎えている所があります。朝晩と昼間の気温差が大きくなりますので、服装選びにご注意ください。
24~25日頃 強い寒気流入 日本海側では大雪のおそれ
上空には強い寒気が流れ込み、上空1500メートル付近で0℃以下(降れば山で雪となる目安)の寒気が本州をスッポリと覆うでしょう。また、マイナス6℃以下(降れば平地でも雪となる目安)の寒気が関東北部から中国地方にかけてかかりそうです。
北日本や北陸では平地でも雪が降り、積雪となる所があるでしょう。全国的に風が強まり、荒れた天気になりそうです。
日本海の海面水温は、今後も平年よりも高い状態が続くでしょう。暖かい海面に強い寒気が流れ込むと、雪雲が発達しやすくなるため、平地を含めて大雪のおそれがあります。今後も最新の気象情報にご注意ください。
シーズン最初の雪に注意
(1)必ず、スタッドレスタイヤに交換するか、タイヤチェーンを装着しましょう。スタッドレスタイヤは、溝が十分にあるかどうかを、事前に確認してください。あまり使っていないスタッドレスタイヤでも、時間が経てば、劣化が進みますので、シーズン前に点検が必要です。
(2)たとえ急いでいても、急ブレーキ、急なハンドル操作、急発進、急な車線変更など「急」のつく運転はやめましょう。「急」のつく運転をしてしまうと、車がスリップしやすくなります。車を発進する時や上り坂では、タイヤが空転してしまわないよう、アクセルをじわりと踏み込んでください。下り坂では、エンジンブレーキを基本として、アクセルとブレーキも適度に調整して、速度を落としてください。