あす11日 沖縄は台風18号の影響 北海道は前線通過で荒れた天気の恐れ
台風18号は沖縄へ影響 台風19号発生
台風19号は今後も西よりに進んで、南鳥島近海で北よりに向きを変える見通しです。今のところは本州への直接の影響はありませんが、小笠原諸島では海への影響が出てくる可能性があります。最新の台風情報にご注意ください。
また、台風18号はフィリピンの東にあって、西よりに進んでいます。台風に近い沖縄では、あす11日(月)は次第に風が強まって、海では大しけになるでしょう。うねりを伴った高波に警戒が必要です。大しけの状態は、あさって12日(火)にかけても続くでしょう。また、風の強い状態もあさってにかけて続きそうです。
さらに、石垣島などの先島諸島を中心に雨で、カミナリを伴った激しい雨の降る所がありそうです。台風の進路によっては、警報級の大雨になる恐れがありますので、台風18号の動きからも目が離せません。
一方、台風17号は、きょう10日(日)15時にベトナム付近で熱帯低気圧に変わりました。
日本海から前線が南下 北海道では暴風や大雨に警戒
前線は、きょう10日(日)の夜からあす11日(月)にかけて北海道を通過し、あす11日(月)の夜には関東北部から北陸、山陰付近まで南下する見込みです。
北海道では、あす11日(月)の昼頃まで雨で、明け方までは局地的にカミナリを伴った激しい雨が降りそうです。日本海側北部では大雨による低い土地の浸水に警戒し、日本海側南部や太平洋側西部も含めて、土砂災害や川の増水に十分ご注意ください。なお、前線の活動の程度によっては、警報級の地域が拡大する可能性があります。また、日本海側北部では、きょう10日(日)の夜からあす11日(月)の未明にかけて、暴風に警戒が必要です。
午後は天気が回復してきそうです。
太平洋側でも激しい雨や雷雨
太平洋側でも、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、太平洋側でもあちらこちらで雨が降りそうです。特に、四国では太平洋側を中心に局地的に激しい雨や雷雨があるでしょう。道路が一気に川のようになるほどの雨ですので、十分な注意が必要です。
寒暖の差に注意
特に、東北南部や関東、北陸、山陰では、あす11日(月)とあさって12日(火)との気温の変化が大きくなるでしょう。体調を崩さないよう、お気をつけください。また、週後半は近畿や四国、九州でも秋めいてきそうです。