27日 台風6号 三重県南部に上陸 関東に接近中
台風 今年初めての上陸
台風は今後進路を東よりに変え、東日本の太平洋側を進むでしょう。
きょう27日(土)夜からあす28日(日)朝までに熱帯低気圧に変わり、あす28日(日)夜には関東の東の海上へ抜ける見込みです。
台風が三重県に上陸するのは、ここ最近では2018年7月29日以来のことです。
非常に激しい雨 雨のピークは
また、前線の停滞している北海道では、1時間に50ミリ近くのバケツをひっくり返したような激しい雨が降っています。
きょう27日(土)は、本州付近には台風から「大雨のもと」になる暖かく湿った空気が次々に入ってきています。
また、北海道では前線が停滞しているため、大気の状態が不安定になっています。
近畿、東海、関東、北陸では、雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。
【各地の雨のピーク】
近畿は、きょう27日(土)の夕方まで
東海は、あす28日(日)の昼頃まで
関東は、きょう27日(土)の朝とあす28日(日)の午前
北陸は、きょう27日(土)の夜まで
東海や関東ではあす28日(日)にかけて、雨の降る量がさらに増える見込みです。
今後の気象情報をチェックなさってください。
強風と高波 どのくらい
強風に注意 交通機関に影響も
最大風速は、18メートル
最大瞬間風速は、25メートル
が予想されています。
これは風に向かって歩けなくなり、転倒する人も出るくらいの強い風です。
また、車の運転は高速運転中ですと、横風に流される感覚が大きくなってしまいます。
和歌山県の潮岬では、すでに最大瞬間風速25メートルを観測しています(午前5時19分)。
これからお出かけされる方も多いかと思いますが、細心の注意が必要です。
また、交通機関が乱れる可能性がありますので、交通情報も合わせてご確認ください。
高波に注意 海のレジャーは控えて
予想される波の高さは、
伊豆諸島、東海、近畿 4メートル
夏休みを迎えて、海のレジャーを予定されている方もいらっしゃるかと思いますが、控えた方がよさそうです。