北陸 春の妖精 優美で可憐な薄紫の花を咲かせる
福井県大野市「矢ばなの里」でもカタクリの花が見頃に
「カタクリ」はユリ科の多年草で、「かたかご」とも呼ばれています。薄紫色でうつむくように花を咲かせ、その花びらを風に揺らす様は「春の妖精」とも呼ばれているようです。晴れの日の午後にしっかりと花が開きますので、今週末はチャンスとなりそうです。絶滅危惧種に指定され保護されている場所もあるため、鑑賞や写真撮影をする際は現地の注意事項を遵守するよう十分注意して下さい。
越中(現富山県)国主として赴任した「大伴家持(718年~785年)」の歌も
この歌は、750年の3月に作られた12首の「越中秀吟」の中の第5首目に相当し、「かたくり(かたかご)」の可憐な美しさが表現されているようです。