北陸 3連休明けの6~7日は急速に発達する低気圧の影響で荒天 石川は高波に警戒
3日は南高北低で暖気北上 たっぷりの日差しとフェーンもあり気温上昇
6日は強いフェーンで真夏日に迫る地点も 南よりの強風にも注意
その後の3連休明けになると、6日は、前線を伴った低気圧が急速に発達しながら沿海州方面を北東進する見込みです。低気圧に向かって南から暖かい空気が流れ込むでしょう。上空約1500メートルの予想温度のレンジは12度から18度の範囲ですが、3日より更に一段強い16度前後の暖気が流れ込む予想となっています。南よりの気流が風下で昇温する強いフェーン現象も発生する見込みで、天気は次第に下り坂のステージとなりますが、雨の降り始めが遅くなる傾向もあり、予想以上に晴れ間の広がる時間が長くなると、富山などで真夏日となる可能性もあります。
また、トップ画像の地上天気図で予想されているように等圧線の間隔が狭く、各地で南よりの風が強まる見込みです。風は地形の影響を受けやすく、南北走行の川沿いの地域など風の通り道となる場所では局地的には暴風となるおそれもあります。樹木の枝折れ、農作物への被害、ハウスの損壊などの被害が発生する可能性もあり、事前に必要な対策をして下さい。
7日頃は激しい雨や雷雨に注意 海上は石川を中心に高波に警戒
また、海上では、石川県を中心に波向きが西よりのうねりを伴った高波のおそれがあり十分警戒して下さい。