雪國のホットスポット北陸 8月の平均気温は初の30℃超えか 沖縄で涼をとる選択も
8月の平均気温 いずれも観測史上初の30℃超え 那覇より2度前後も高い
その結果、月平均気温は30日迄で、那覇は28.6℃を観測した一方、福井と金沢は30.4℃、富山と新潟は30.5℃といずれも観測史上初の30℃超えで、4市のいずれも那覇より2度前後も高くなっています。
猛暑日日数 那覇は0日 福井は30日 富山は27日 熱中症警戒アラートは
また、8月の最低気温25度以上の日数は、福井は26日、金沢は30日、富山は25日、新潟は26日、那覇は28日を観測。こちらに関しては5地点間で大きな差はないようです。
また、2023年の熱中症警戒アラートの発表回数(31日迄)は、北陸4市は2022年比で大幅増となっています。特に新潟は4県で最多の38回、富山は2022年比で7倍超えとなるなど、いずれも沖縄本島地方を対象に発表された回数より多く、今夏の北陸地方が熱中症リスクが極めて高かったことがうかがえます。
※那覇は、沖縄本島で比較的平地が多い南部に位置しています。北陸地方(本州)のように大規模なフェーン現象の発生は見込まれません。また、どの方角からの風も概ね海風となり、地表付近に熱がこもりにくいため、気温のベースは北陸地方より高くても、猛暑日が多くなるような極端な暑さにはなりにくいと考えられます。