北陸西部 まもなく初雪か 15日にかけては平地で積雪の所も 暴風や高波に要警戒
シーズン最初の水分を多く含む重い雪 山間部はまとまった降雪
雪水比は、降雪量(センチメートル)を降水量(ミリメートル)で割ったもののことで、10センチの降雪があったときの降水量が10ミリの場合、雪水比は1.0となります。この雪水比は、平均的には、気温が低い(高い)ほど雪水比は大きく(小さく)なります。
14日は、北陸上空に今シーズンこれまでで一番の寒気が南下するでしょう。北陸東部の新潟では今月2日に既に初雪を観測していますが、北陸西部の福井・石川・富山でも雨に雪が混じり初雪の観測となる所がありそうです。
15日にかけてはシーズン最初の水分を多く含む重い雪が予想され、電線や樹木に着雪しやすくなることもありそうです。雪吊りや雪囲いの設置は完了していますか? 自動車で走行する際は歩道を歩いている人への雪や水の跳ね上げには十分注意しましょう。衛星放送の受信障害が発生する可能性があることにも留意して下さい。
15日にかけて山間部ではシーズン最初のまとまった降雪となる見込みです。車の運転には十分注意し、特に坂道やカーブ、橋の上などでは、普段よりスピードを控えめに慎重に運転しましょう。
15日頃にかけて暴風や高波に要警戒 万一の停電時にも暖を取れる対策を
また、15日頃にかけてうねりを伴った高波にも注意・警戒し、沿岸部には出来る限り近づかないようにして下さい。