台風14号 北陸にも暴風域を伴い接近中 最悪を想定した対策は18日までに完了を!
大型で猛烈な台風14号は、19日には進路を東よりに変え、同日午後から20日に北陸地方に最接近するでしょう。大雨や暴風、高波への対策はあす18日までには完了させるよう、厳重に警戒して下さい。
台風14号は予想以上に発達 今後暴風域を伴って北陸地方に接近!
台風14号は大型で猛烈な勢力となり予想以上に発達しています。17日(土)12時現在、南大東島の東北東約170キロを1時間におよそ20キロの速さで北西へ進んでいます。中心の気圧は910ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は55メートル、最大瞬間風速は75メートルで、中心の東側185キロ以内と西側150キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。また、中心の東側750キロ以内と西側650キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。
台風は、19日(月・祝)の朝には九州付近で進路を東よりに変え、次第に速度を上げながら、同日午後から20日には暴風域を伴って北陸地方に最接近するでしょう。台風は予報円の中心を進めば、海上ではなく陸上を進む可能性が出てきました。台風中心部の強い雨雲や暴風の影響が陸地にも直接及ぶ可能性があります。大雨や暴風、高波には厳重に警戒して下さい。
台風は、19日(月・祝)の朝には九州付近で進路を東よりに変え、次第に速度を上げながら、同日午後から20日には暴風域を伴って北陸地方に最接近するでしょう。台風は予報円の中心を進めば、海上ではなく陸上を進む可能性が出てきました。台風中心部の強い雨雲や暴風の影響が陸地にも直接及ぶ可能性があります。大雨や暴風、高波には厳重に警戒して下さい。
警報級の可能性 進路はやや南下傾向 台風が北陸地方の南を進んだ過去には 北東の暴風による船舶の走錨で防波堤への衝突・座礁事故も!
17日昼前に、福井・金沢・富山・新潟の各地方気象台から発表された警報級の可能性です。台風の進路はやや南下傾向に変わりつつあります。台風の中心が北陸地方の南を通過する場合には、フェーン現象ではなく、北東方向からの暴風、海上や沿岸部では高波にも警戒が必要です。北側に開けた港湾部などは特に厳重な警戒が必要となりそうです。その他、山間部や山沿いを中心とした大雨にも引き続き警戒し、備えを万全にして下さい。
