金沢でフェーン 観測史上1位タイ38.5度 強い暖気と日照 絶妙な風のなせる業
この夏の北陸の珍事? 熱中症警戒アラートの発表回数17回の新潟で本日初めての猛暑日 同じく4回の富山で猛暑日21日を観測!
更に、暑さ指数の計算式は、「気温:1」「湿度:7」「輻射熱(ふくしゃねつ):2」の割合で影響が計算され、湿度のウェイトが高くなっています。フェーン現象により高温と乾燥が同時におこりやすかった今夏の富山では、最高気温が35度以上の猛暑日となっても、アラート発表の対象にならないケースが石川・新潟・福井と比較して多くなりました。そして、本日6日も富山県には熱中症警戒アラートは発表されていません。
個々の地点の暑さ指数は、環境によって大きく異なります。各個人が暑さから身体に受けるダメージもその日の体調によって大きく左右されます。現実にはアラートの発表が無くても熱中症の救急搬送はあり、残念ながら亡くなる方も確認されています。
最新の一ヵ月予報では、今後も北陸地方の平均気温は平年より高く、季節の歩みはスローペースとなりそうです。この時期は暑さに一番身体は慣れていますが、夏の疲れが一番出やすい時期でもあります。体調管理には十分お気をつけください。