北陸 明瞭な蜃気楼が富山湾に出現! 天気下り坂のサイン 27日頃は警報級の大雨か
▼魚津埋没林博物館HP(外部リンク)
https://www.city.uozu.toyama.jp/nekkolnd/shinkiro/kiroku.html#R04
富山湾で肉眼で観察できる今季最も明瞭な春型蜃気楼が出現
蜃気楼とは、大気中の温度差(=密度差)によって光が屈折を起こし、遠方の風景などが伸びてバーコード状になったり反転して虚像が現れる現象のことで、上位蜃気楼と下位蜃気楼の2種類があります。
この時期の蜃気楼は上位蜃気楼で、実際の景色より上側に虚像が出現します。富山では、通常「蜃気楼」といえば上位蜃気楼をさし、「春型の蜃気楼」とも呼ばれます。
出現しやすい条件は、
①晴れて気温が上がる ②朝と日中の気温差が大きい ③日中は北よりの微風となる ④移動性の高気圧が日本の東の海上に中心を移し、天気が次第に下り坂となるステージである等が挙げられ、今日はまさに出現しやすい条件が整いました。ただ、必ずしもこれらの条件にあてはまらなくても出現するケースはあるようです。
26日の午後から27日にかけては警報級の大雨に警戒
新潟地方気象台、本日16時過ぎ発表の、25日18時から26日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
新潟県 40ミリ
富山県 40ミリ
石川県 50ミリ
福井県 60ミリ
その後、26日18時から27日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
新潟県 100から150ミリ
富山県 100から150ミリ
石川県 100から150ミリ
福井県 100から150ミリ となっています。
最新の気象情報を確認するようにして下さい。