梅雨前線の北上で不快な暑さ到来 昼夜を問わず熱中症対策を 沖縄は夏本番の暑さへ
福島市で7日連続の真夏日 6月としては初めて
また、福島市では今日で7日連続の真夏日となりました。福島市で6月に真夏日が7日間連続するのは、統計が始まった1889年以来、初めてのことです。
今週は徐々に湿度が上昇 猛暑日迫る日も
今日17日は九州北部(山口県を含む)で梅雨入りの発表がありましたが、今週はそのほか中国、近畿、東海、関東甲信地方など、続々と梅雨入りとなる可能性があります。湿度が増えて不快な暑さの日も増えてきますので、こまめな水分補給を心がけましょう。
一方、梅雨明けが目前の沖縄では、20日(木)以降は真夏日が続く見込みです。
昼夜を問わず熱中症に警戒を
梅雨に入ると曇りや雨の天気が増えて、昼間の極端な暑さの日は減少しますが、夜間は気温が下がりにくくなります。これからは、昼夜を問わず熱中症にならないよう対策する必要があります。
特に、高齢者は暑さを感じにくく、我慢ではなく冷房を使用しないケースもよくあります。一緒に住む家族の方々や近隣の方は気にかけていただくなど、周囲のサポートも重要です。
熱中症予防
① 日頃から、体調管理を心がけましょう。朝など時間を決めて、毎日体温を測定したり、健康状態をチェックしたりすることにより、体調の変化に気づくことができます。
② できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。
③ 暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、室温を確認しながら調節するとよいでしょう。特に、換気を行う場合はこまめに再設定してください。もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。