ヒノキ花粉 広範囲でピーク越すも 黄砂による症状悪化に注意 まだ「多い」所も
17(水)は大陸から黄砂飛来
向こう一週間、近畿、中国、九州では飛散が「少ない」見込みです。東海は「多い」予想で、関東と四国でも多く飛散する日があるでしょう。東北ははっきりしたピークがなく、「やや多い」日が続く見込みです。
一方、17日(水)は大陸から黄砂が飛来するでしょう。それほど濃密な黄砂ではないですが、花粉症の方は症状が悪化する恐れがありますので、対策を万全にしてお過ごしください。
本格飛散の終了は?
ただ、本格的な飛散が終了しても、5月上旬ごろにかけては各地でわずかに飛ぶ日があるでしょう。花粉症の方は、引き続き対策を行ってください。
黄砂や花粉を防いで快適な生活を
② 新型コロナウイルス感染予防のためにも、こまめな換気が求められていますが、窓を大きく開けると、その分、花粉も室内に入りやすくなってしまいます。窓を10センチ程度開けて、レースのカーテンをするだけでも、部屋の中に入ってくる花粉の数を、窓を全開にした時と比べておよそ4分の1に減らすことができるという実験結果もあります。窓を開ける幅は少しでも構いませんので、なるべく換気しながら花粉を防ぎましょう。
③ 洗濯物や布団は、できるだけ室内に干しましょう。花粉対策だけでなく、黄砂対策にも効果的です。その際、空気清浄機がある方は、ぜひ一緒に使ってください。綺麗な空気の中で、洗濯物や布団を乾かせば、より快適に過ごせそうです。