今夜は発達した雪雲の帯が関西へ 雪のエリア南下 大雪・路面凍結・立ち往生のおそれ
今夜はJPCZが関西へ 雪のエリアは内陸にも
今回の雪のピークは、気温が低い夜間と重なります。北部では警報級の大雪のおそれがあり、中部でも積雪、路面の凍結する所があるでしょう。場合によっては市街地でも短時間で雪の量が一気に増えて、立往生など交通機関に影響が出るおそれもあります。なるべく早めに帰宅するなど、雪雲の襲来に備えてください。
日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)とは
この収束帯のことを「日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)」と言います。こうしたJPCZの影響を受けるのは、主に東北南部や北陸、山陰などです。JPCZによって、雪雲が発達しやすくなり、その雪雲が次々と流れ込むため、大雪となることが多々あります。
普段は雪の少ない所で「大雪」も 特に注意すべき場所は?
1つめは、歩道橋の上や、橋の上です。地面と接していないので、地面からの熱が伝わりにくく、凍結しても溶けにくいのです。
2つめは、バスやタクシーの乗り降り場所です。人の乗り降りや、車のタイヤによって、雪が踏み固められると、滑りやすくなります。
3つめは、横断歩道です。多くの人や車が通ることで、雪が踏み固められやすくなるだけではありません。特に、白線部分は、水が染み込みにくく、薄い氷の膜が出来やすいのです。
4つめは、地下への出入り口や、建物への出入り口です。靴の底に付着していた雪が、出入り口付近に残っていることもあります。地下へ降りる時は、段差があるため、更に危険です。
これらの場所では、特に気を付けて歩いてください。