きょう23日 夏の甲子園決勝 観戦には晴雨兼用の傘を いつもとは違う風向きに
午後は次第に雨や雷雨も 風は南東方向
また、通常はライトからレフト方向への浜風(南西の風)が吹く甲子園球場ですが、試合が行われる時間帯は南東の風、つまりレフトから本塁へ向かって風が吹く見込みです。いつもは左バッターが浜風に苦しめられますが、今日は右バッターが打球を押し戻す風に苦戦する可能性があり、勝敗を左右するかもしれません。
なお、きょうも体にこたえる厳しい暑さが予想されています。気温が高いのもさることながら、湿度がかなり高く、球場の熱気も加わり、これには観客も苦しむことになるでしょう。万全の熱中症対策をお願いします。
あると便利 熱中症対策グッズ
① ペットボトルや水筒に入った飲み物(水やスポーツドリンクなど)を用意して、気づいた時に、すぐ水分補給ができるようにしましょう。また、塩分タブレットや塩分の含まれた飴があると、大量の汗によって失われた塩分を、手軽に補給できます。
② 日傘や帽子で、日差しの暑さを遮りましょう。晴れた日は、地面に近い所ほど気温が高いため、背の低いお子さんは、大人よりも暑い空気に包まれてしまいます。また、帽子をかぶると、熱中症対策だけでなく、紫外線対策にも効果的です。帽子は、時々はずして、汗を蒸発させましょう。さらに、海岸など日陰のない所でのレジャーでは、日よけテントがあると、日陰を作り出すことができます。
③ 扇子やうちわ、携帯扇風機もおススメです。涼しい風で、体を冷やすことができます。
④ 冷却シートなどの冷却グッズも、上手に利用しましょう。ネッククーラーは、太い血管が体の表面近くを通っている首元を冷やすため、効率よくクールダウンできます。また、保冷剤や氷があれば、タオルなどにくるみ、体(首、脇の下、太ももの付け根など)にあてて、冷やすことができます。他にも、スカーフやバンダナがあると、水で濡らして首や頭に巻けば、水が蒸発する時にまわりの熱を奪うため、体温を下げることができます。
熱中症を予防するには、熱中症対策グッズを用意するだけでなく、なるべく涼しい所でこまめに休憩することや、「水分をとっている?」「少し休んだほうが良いよ」など声をかけ合うことも、忘れないでください。