沖縄 台風12号発達しながら週末に接近 暴風・高波・高潮に警戒を
沖縄は10日(土)から風と波が強まる見込み
沖縄地方は、10日(土)から次第に風が強まる見込みです。台風の進路によっては、先島諸島や本島地方が早ければ11日(日)ごろから暴風となるおそれがあります。
沖縄に近づくころには動きがさらに遅くなり、台風の影響が長引く可能性があります。今のうちに、台風への備えを改めて確認し、接近する場合の対策を考えておきましょう。
週間天気 あすの晴れ間を有効に利用し台風への備えを
10日(土)は晴れ間も出ますが、早ければ昼過ぎには台風周辺の雨雲がかかりそうです。また、風も次第に強まるでしょう。
沖縄は、先島諸島を中心に、11日(日)から13日(火)にかけて、台風12号の影響で雨が降り、風も強まるおそれがあります。最新の情報を確認するようにしましょう。
台風が近づく前から対策 高波や高潮への備えを
沿岸の海域では、10日(土)からうねりを伴い次第に波が高くなり、しけてくるでしょう。台風の進路によっては11日(日)から12日(月)にかけて、警報級の高波や高潮となるおそれがあります。また、台風の動きが沖縄付近でさらに遅くなる可能性もあり、長い時間にわたって暴風や大しけのおそれがあります。
台風が近づく前の、沿岸部での備えとして
■高波や高潮のおそれがあるときは、海岸周辺には近づかない、海に入らない
■大潮の時期や満潮時刻を確認する
台風による高波や高潮が、満潮時刻と重なると、海岸周辺の道路の冠水や浸水など、被害が大きくなるおそれがあります。沖縄は、9日(金)から12日(月)が大潮の時期にあたります。
予報円が大きく、まだ台風の進路は定まっていません。今後の情報に十分ご注意ください。