今夜(20日) 月と火星がコラボレーション 見られる所は?
月が火星に接近

火星は地球との接近をおよそ2年2カ月ごとに繰り返していますが、今回は地球との最接近を約2か月後(2025年1月12日)に控えているため、マイナス0.2等級まで明るくなっています。澄んだ夜空に光り輝く火星に、月齢19のレモンの形のような月が寄り添う姿が見られるでしょう。月齢19の月は寝待月(ねまちづき)と呼ばれ、日没後から出てくるまでの時間が長く、寝ながら待つということからこのような名前がついています。東京の日没は16時31分ですが、その後ゆっくりと時間を経て、20時33分に月が出始めて、火星との共演が楽しめるでしょう。
どこで見られる?
次回、月と火星が接近するのは12月17日から19日です。地球最接近をおよそ1か月後に控え、ますます明るさを増して光輝く火星が楽しめそうです。