強い台風3号 次第に東よりに北上 11日頃は沖縄に接近 本州付近も大雨のおそれ
台風3号の今後の動き
このあとゆっくりとしたスピードで北上を続け、あさって11日には日本の南に達するでしょう。14日には日本の東に進み、温帯低気圧に変わる見込みです。
今後の日本への影響は?
台風の影響で、沖縄地方の沿岸の海域ではうねりを伴って、11日頃から次第にしけるでしょう。台風の進路等によっては、大東島地方では11日頃から12日頃にかけて、大しけや暴風のおそれがあります。
その後、13⽇頃は、伊⾖諸島や⼩笠原諸島で⼤荒れや⼤しけのおそれがありますので、注意が必要です。
台風から離れていても注意
12日頃から13日頃は、台風や前線の動きによっては、本州の太平洋側で降⽔量が多くなり、⼤⾬となるおそれがあります。今後の台風の動向にご注意ください。
大雨の備え
① 避難場所や避難経路の確認をしておきましょう。いざ大雨による災害が発生すると、避難経路が通れなかったり、避難場所に行けなくなったりすることもあります。複数の避難場所や避難経路を確認しておくことが大切です。また、川や斜面の近くは通らないようにするなど、浸水や土砂災害の危険性が高い場所を避難経路に選ぶのは、避けてください。確認した避難場所や避難経路の情報は、家族で共有しておきましょう。
② 非常用品の準備をしておきましょう。非常用の持ち出し品は、リュックなど両手が使えるものに入れて、すぐに持ち出せる所においてください。避難時に履く靴は、スニーカーなど、底が厚く、歩きやすい靴を用意するのが安全です。また、水道や電気など、ライフラインが止まった時に備えて、水や食料も用意してください。
③ 側溝などの掃除をして、水はけを良くしておきましょう。砂利や落ち葉、ゴミなどが詰まっていないかも、確認しておいてください。