2週間天気 台風シーズン本格化 台風と秋雨前線で大雨のおそれも
台風11号の今後の動き
台風から離れた場所でも、台風周辺からの暖かく湿った空気が流れ込み、本州付近に延びる秋雨前線の活動が活発になりそうです。31日から9月1日頃は全国的に雨が降り、日本海側を中心に大雨となるおそれもあります。台風周辺の海域や進路にあたる海域は、しけや大しけとなるため厳重な警戒が必要です。
本州付近には5日頃にかけても、秋雨前線が停滞するでしょう。暖かく湿った空気が流れ込みやすい状況が続くため、曇りや雨の日が続きそうです。
6日~11日の天気
ただ、本格的な台風シーズンですので、この先も日本の南の海上では新たな台風が発生する可能性や、大雨をもたらすこともありそうです。昨年(2021年)は9月に4個の台風が発生し、そのうち1個の台風が日本に上陸しました。今後も台風が発生し、日本付近への接近や上陸の可能性が十分にあります。今後の台風の発生の情報には十分ご注意ください。
大雨への備え
①市町村が作成しているハザードマップや、地域防災計画を見て「自分の住む地域は、どのような災害のリスクがあるのか」「災害が発生した時の避難場所はどこか」「安全な避難経路はどこか」確認しておきましょう。その際、氾濫の恐れがある河川や、土砂災害の恐れがある所も確認しておくと、避難経路を決める時に役立ちます。また、自宅だけでなく、学校や職場など、よく立ち入る場所はどのような危険があるかも、家族で一緒に確認しておきましょう。
②浸水(冠水)した場合は、避難経路が限られてしまいます。事前に、複数の避難経路を確認しておきましょう。
③夜間は、昼間よりも、周囲の状況を把握しにくくなります。夜間の避難に備えて、建物など目印を決めて、避難経路を覚えておきましょう。
もしもの時に備えて、避難場所への避難経路を実際に歩いて、確認しておくのもおススメです。
また、非常用持ち出し袋など、防災用品の準備や確認も改めてしておくと安心です。