台風16号 非常に強い勢力で1日(金)に伊豆諸島に最接近 関東は広く雨 暴風も
台風の今後の進路
今後、さらに日本の南を北上し、30日(木)ごろから次第に北東へ進路を変える見込みです。徐々に速度を速めながら、10月1日(金)には非常に強い勢力で伊豆諸島にかなり接近する恐れがあります。その後、日本の東を北東に進み、3日(日)までに温帯低気圧に変わるでしょう。
太平洋側の沿岸部で大しけに 関東では暴風にも警戒
また、伊豆諸島では30日(木)夜のはじめ頃から激しい雨が降り、10月1日(金)は関東の広い範囲で雨となりそうです。伊豆諸島を中心に大雨となる見込みです。通勤通学の時間帯に影響が出る可能性もありますので、最新の情報を確認して行動するようにしてください。また、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒・注意してください。
早めに台風への備えを
1つめは、雨どいや側溝などを掃除して、水はけを良くしておきましょう。落ち葉などで側溝が詰まって水が流れないと、道路が冠水する原因となります。
2つめは、屋外に置かれている、飛ばされやすいもの(物干し竿、鉢植え、ゴミ箱など)は、しっかり固定するか、室内にしまうなどの対策をしましょう。商店などでは、看板が飛ばされたり、自動販売機が倒れたりしないか、確認してください。
3つめは、暴風で飛ばされてきたもので、窓ガラスが割れないよう、窓は鍵をかけ、雨戸があれば閉めましょう。窓ガラスにガムテープを貼ると、風圧に耐えられるようになります。もしガラスが割れても、破片が飛び散るのを防ぐために、カーテンも閉めておいてください。