週間 影響長引く 台風14号 週末にかけ接近・上陸のおそれ
台風の今後の進路
予想される風、雨量
台風の接近に伴って奄美は9日にかけて西日本、東日本では10日にかけて非常に強い風が吹き、猛烈なしけとなる見込みです。あす9日(金)に予想される最大風速(最大瞬間風速)は、九州南部・奄美、四国、東海、関東甲信で23メートル(35メートル)、九州北部、近畿で20メートル(30メートル)、あさって10日(土)は関東甲信、東海、近畿で25から29メートル(35から45メートル)、四国で20から24メートル(25から35メートル)となっています。
【予想される雨量】
あす9日(金)正午から10日(土)の正午までの24時間に予想される雨量は多い所で、東海で300から500ミリ、四国、近畿で300から400ミリ、伊豆諸島で200から300ミリ、関東甲信(伊豆諸島のぞく)で100から200ミリとなっています。その後もさらに雨量が増えるおそれがあります。大雨が長引くおそれがあるため、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意や警戒が必要です。
台風が最接近する前に、ベランダや庭にある飛ばされやすい物は早めに室内に片付けたり、固定したり側溝などの掃除をして水はけを良くしておくなど、大雨や暴風への備えをしておくようにしてください。今後の最新の気象情報や自治体からの情報もこまめにチェックするようにしてください。