前線ウロウロ 次の梅雨入りは? 南には台風1号も
沖縄や奄美は一足先に梅雨入り。南では台風1号が発生し、動向も気になる所です。週末からは西日本から北日本も曇りや雨の日が多くなりそうです。気になる次の梅雨入りは?
台風1号 月曜日には沖縄の南に
奄美の梅雨入りに続き、11日(月)には沖縄も梅雨入りし、いよいよ長雨のシーズン到来です。梅雨入り早々、12日(火)には石垣島では1時間に120ミリ以上の雨が降った所があるなど、大雨に見舞われました。きょう13日(水)は沖縄や奄美は梅雨の晴れ間となった所が多くなりましたが、週末からは再び前線の影響で曇りや雨の日が多くなりそうです。また、12日(火)にフィリピンの東で発生した台風1号は北上し、次第に東よりに進路を変える見込みです。18日頃には沖縄の南に達するでしょう。台風周辺からの湿った空気が流れ込みやすく、前線活動も一層活発になり、大雨をもたらすことも考えられますので、今後の台風の動向に注意が必要です。
週末から曇りや雨マークが多い
西日本や東日本はここ数日は晴れの天気が続いていますが、沖縄・奄美に続く梅雨入りはいつ頃になるでしょうか。週間予報では週末から曇りや雨マークが目立つようになっています。週末には低気圧や前線が日本付近を通過する見込みで、その後も前線が日本付近をウロウロし、南からの湿った空気の影響を受けやすいでしょう。九州から関東では梅雨のはしりのような天気が多くなりそうです。
長雨シーズンに備えて
梅雨入りの平年は、九州南部で5月31日頃。九州北部から関東甲信は6月5日～8日頃となっています。関東甲信などは梅雨入りはまだまだ先のように感じますが、遡ると、2008年や2011年には5月下旬に梅雨入りしている年もあります。早め早めに長雨や大雨シーズンへの備えもしておくと安心です。ハザードマップで浸水が想定される場所はどこか、土砂災害の危険がある所はどこかなど、危険区域をチェックしておいたり、非常用の持ち出し品をまとめておくなど、今のうちから準備しておきましょう。
