北陸 18日(火)は福井で警報級の大雨か 気温乱高下にも注意 梅雨入りは下旬か
前線や低気圧に近い福井で雨量が多くなる
18日(火)午前中が雨のピーク 福井嶺南を中心に強い雨に注意
石川県以北の平地では、今回は雨量としては多くならないでしょう。ただ、山の南側(太平洋側)では大雨が予想されます。神通川や庄川など、岐阜県側に水源をもつ河川では、水位が急に上昇する可能性があります。この時期はアユ釣りのシーズンですが、自分のいる位置で雨量が多くなくても、川の上流で大雨となっていることがありますので、岐阜県側の大雨の情報にも十分に注意してください。
富山で7日連続真夏日 18日以降は気温乱高下に注意
しかし、18日(火)は、雨で日差しがなく、涼しい北寄りの風が吹く影響で、最高気温が上がらず、25度に届かない所があるでしょう。一方、19日(水)には天気が回復して、再び暑さが戻りそうです。気温の変化が非常に大きくなるので、体調管理に十分に注意してください。
19日(水)は再び広く晴れ 梅雨入りは21日(金)以降か?
一方、21日(金)以降は前線が再び本州付近まで北上して曇りや雨となる予想です。このため、現段階では北陸地方の梅雨入りは21日以降となる見込みです。もし、梅雨入りが21日(6月下旬)以降となると、2017年以来7年ぶりの遅さとなります。なお、北陸地方の梅雨入りが6月下旬以降になるのは、統計のある1951年以降で8回のみとなっており、過去最も遅い梅雨入りは1958年と1987年の6月28日となっています。
いずれにしても、大雨のシーズンはすぐそこまでやってきていますので、通勤、通学経路など危険な場所や、近くの避難場所をハザードマップで確認することや、避難用品・非常食の賞味期限の確認・補充など、大雨に対する備えは早めに行った方が良いでしょう。